史学概論


難易度:

学部生向け


習得時間:
20時間


歴史とは何かを概観する科目。なぜ歴史を学ぶのか?という根本的な問いについて、さまざまな角度から初学者向けに講義します。古代ギシリャから中国、近・現代まで、歴史家といわれる人たちは枚挙に暇がありません。歴史を学ぶのは半ば人類の本能的行為とさえいえます。

先人たちの研究結果を踏まえ、時にそれを批判しながら事実を明らかにしていく過程には、特有の困難と興奮があり、世界中で多くの人を魅了する歴史学の面白さがここにあります。本格的に足を踏み入れる前に、まずはこの科目で歴史を学ぶことの意味と手段についておさらいしておきましょう。

大学教育からは検定をされた教科書ではなく、学者が自論を展開する書籍を読み解き自分で検証していく学習が始まります。今まで学んだ歴史認識は一度すべて捨てて、新しい気持ちで歴史を見つめなおしましょう。この科目で準備運動した後は、東洋史概論、西洋史概論、日本史概論と進み、さらに特定の時代や国家、分野などの各論へ入っていきます。社会人にもお勧めの独学科目です。


オンライン講義

東京大学 学術俯瞰講義
"歴史とは何か"
羽田 正 他
2009 冬学期
(講義ビデオ、講義ノートをオンラインで視聴可能)



お勧め教科書




お勧めサイト

国立歴史民俗博物館
http://www.rekihaku.ac.jp/index.html
(データベースにて古文書や著作権切れの書物を公開)

アジア歴史資料センター
http://www.jacar.go.jp/
(明治・大正・昭和初期の公文書や外交文書を公開)

国立国会図書館デジタル化史料
http://dl.ndl.go.jp/
(膨大な著作権切れの古典、文学作品、絵画、史料を公開)

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